義兄夫婦からイチオシされたチャリティ団体NCT(New Parent Support)の出産前両親学級に行ってきました!
私たちが申し込んだクラスは、週2回夜分に2時間半、合計6回のクラスでした🙌
内容がたっぷりなのと、結局実際に行くのがベストだとは思うので雰囲気とざっくりしたレポートのみですが、まとめていきたいと思います😊
(終盤に近づくにつれちょっと忙しくなったのもあり、内容が薄くなっているのはご了承ください…笑)
初回クラス
クラス開始前
担当の講師の方が全員に連絡をとり、参加者全員が参加のWhatsappグループを作ってくれ、それぞれのカップルに写真と一緒に一言紹介を促されました。
事前に参加者の顔が見えるの、なんだか安心していいですね😊
また初回クラスが近づくと妊婦、パートナーそれぞれに宿題が出されました。
私たちの場合は妊婦向けは「妊娠によって身体的・精神的に変わったことは?」といったものでした。
当日
会場に到着するとまず名札に名前を書いて着席します。
座席は講師を中心に半円形に配置されていて、カップルごとに座ります。
私たちは会場まで車だったので早めに到着するようにしましたが、他の参加者さんたちは時間ぴったりに続々と入ってきました。さすがイギリス👍
講師さんの自己紹介とクラスの案内の後は、それぞれ参加者の自己紹介。
名前と住んでる場所、出産予定日や出産場所など、項目を指定してもらえたので助かりました笑
参加者は満員で7カップル。有料クラスということもあってか、落ち着いていてそれなりの年齢層の方が多かったように思います。出産時期は2ヶ月後~3か月後あたり。4月初旬の私たちが一番遅いくらいのほうでした。
その後は宿題の内容について、妊婦たちとパートナーで分かれてグループワーク。
ネイティブ数人の中で話すの苦手すぎて無言がちになる私😂
この後もグループワークが複数続くのですが、結構ランダムに分けられたりするので毎度緊張しました笑
あとは具体的な流れはうろ覚えなので、ざっくりとトピックを書いていきますね。
妊娠中および出産時に妊婦たちに起こる身体的・精神的、ホルモン等の変化とパートナーはどういったサポートをしてあげられるのか、のような内容に結構時間を使ってた印象でした。
自分たちを自然とリラックスさせるためにメディテーションがおすすめということでお試しの時間も設けられました。
私たちは元々たまにやっているので、比較的楽でしたがそういえば最近やってなかったので楽しかったですし、確かに今のような時期こそやるべきだなーと😊
あとは選べる出産場所の選択肢と、それぞれのメリット・デメリットや選べる痛み緩和処置の違いなどバースプランに関することについて。
ここは私はまだほんとーーに無知だったので、グループワークで話し合わされて他の参加者の知識が豊富すぎて圧倒されました😂
自分たちの地域でのそれぞれの施設でのバースパートナー(出産時の立会い)の人数や、出産後の夜に一緒に滞在可能かどうかなど、知らないことを知れたので収穫でした。
以前に他の方のブログを拝見してたら、出産後の滞在は赤ちゃんと一人で取り残されると聞いてたのですが、うちの地域では夜間一名、一緒に滞在出来るそうなのでもう安心しかないです🙌
そういえば出産時に部屋を完全に装飾して自分がリラックス出来る空間を作り上げた事例とかも聞いたので、自分はどんな環境がいいかなーと今から考えてみたいと思います。
ちょっとばばくさいですが、ここ数年で線香っぽい匂いが落ち着くと気づいたので、サンダルウッドのオイルでも買っておこうかな😊
最後に全員への宿題1つと、各カップルそれぞれに出産時の痛み緩和処置について調べてくるように言われて終了。
ずーーっと英語だし、元々そんなに積極的な方でもないのにグループワークだらけでどっと疲れました🥲
クラス終了後
翌日朝にはクラス中に講師さんが撮影した各カップルの写真と名前と連絡先、出されていた宿題、当日話した内容について、また便利リンクなどをまとめて送ってくれました。
すごく助かるけど、情報が雪崩のように入ってくる~😂
もらった情報に目を通して、わからないこと、英語的にわからないものなどを復習しないとですが…次回クラスは2日後…休んでる暇はなさそうです…😂
2回め
この日は出産直前(陣痛から分娩まで)と痛み緩和の方法について主に学びました。
陣痛等の前兆がどのようにどんな流れで起こるのか、その際にどういうふうにすればリラックスできるか、パートナーたちはどんなサポートで関わっていけるか、また痛み緩和として選べる方法やそれぞれのメリット・デメリットなどについて。
今回はグループワーク少なめでカップルで行うことのほうが多かったので気が楽でした😂
パートナーが妊婦にしてあげるといいマッサージとか、出産を控えたときに身体が楽になる姿勢などを実技で学びました。
それと、痛み緩和の方法ってイギリスだとたくさんあるんですね…日本だと主に無痛・和痛・自然くらいだと認識してるので、いろいろと選択肢があって、しかも別途費用が掛からずどれでも希望できるので、びっくりしました。
麻酔も複数から選べるし、ちょっとプラシーボかなー?みたいなものも入ってたりして。
(出産時は妊婦がリラックスするのが一番なので、プラシーボ的なものは母子ともに影響が少ないし実際かなり使えるんでは?と思っています)
希望や出産場所に応じて複数の選択肢があるのはいいなぁと。ものによっては組み合わせても出来そうだし、私もどれにするか今のうちに決めておこうと思います。
ちなみにクラス内で紹介されていたのは下記です。
- Pethidine(ペチジン)
- Epidural(エピデュラル/硬膜外麻酔)
- Gas and air / Entonox(笑気麻酔)
- Sterile Water injections(無菌水注射)
- Water birth(水中出産)
- TENS machine(電気治療器を使うもの)
- Hypnobirthing(催眠出産)
NHSのサイトにそれぞれ詳しく載ってました😊
検索した限り、日本でいう無痛分娩はおそらくエピデュラルで、和痛分娩でもエピデュラルや一部笑気麻酔も使われてるみたいですね。
クラス終了後
講師さんがまたたくさんの資料といくつかの動画、またパートナーと認識を一緒に確認しておきたい質問集などを送ってくれました。
出産時の呼吸法の動画も送ってくれましたが、有名なヒッヒッフーじゃなかった😂
これ最近あんまりやらないっていうのほんとなんですねw
3回め
今回も出産に関することを学びましたが、もっと掘り進んで分娩誘発や分娩の補助、帝王切開などについて。
他には出産時の姿勢、出産後の赤ちゃんと母親の大事な一時間(ゴールデンアワー)やへその緒と胎盤の変化についても教わりました。
昔はへその緒はすぐに切っていたけど、暫くの間は胎盤を通して空気や栄養などが供給されているので急がなくてもいいとのことでした。
ただ、Twitterでアジア人は黄疸が出来やすいから早いほうがいいという意見も伺ったので夫とよく相談して決めようと思います。
それに分娩誘発もいろいろと種類があるのですね。基本的には分娩の進行度、母体・胎児の状態によるから選べないとのことではありました。
分娩誘発や帝王切開など、いずれも私たちの場合は予定にはないですが出産時期が近くなると何が起こるかわかりませんよね。
今のうちにどういったことがあり得て、その場合夫婦でどう対処していくか、事前に考える機会ができてよかったです。
出産中は自分では正しい判断が出来ないと思うので、その際に新たに決断が必要な場合は、うちではその時は夫の判断を信用して任せることにしました。
また、出産当日は出産場所で全てを丁寧に確認してくれるとは限らないようです。
たとえばへその緒を切るタイミング、分娩補助を行うかなどです。それに用意してたバースプランを現場では読んでくれないとの話も聞くので、当日は母親もしくはパートナーが積極的に質問や相談を行ったほうがいいとのことでした。
4回め
今回はとうとう赤ちゃんが産まれてからのお話で、各カップル用に赤ちゃんの人形が用意されてました😂
お腹の中から出てきた赤ちゃんがどう外の世界に慣れていくのかどんなことがお腹の中と違うのか、授乳のポジションや抱き方・正しい授乳のやり方など。
授乳は赤ちゃんが深く口に含んだほうがミルクの量が多いらしく、赤ちゃんの口が完全に開くように促して、すかさずやるのがいいそうです。
例で出てきたママさんたちみたいな爆乳じゃないのでうまくタイミングよく入れてあげれるかな?とは思うのですが(笑)
最初の数週間、特に6週間くらいまでは2~3時間おきの授乳が必要になり、授乳は栄養だけではなく親子の大事なコミュニケーションのひとつで学びの時間でもあるから、必要以上に我慢をさせないのがいいそうです。
講師や参加者の会話の中で、子供は大人が当たり前のように思うことも何一つ経験していないし、6ヶ月くらいまでは目もあまり見えず脳のサイズも本当に小さく覚えられることも少ない。
何なら部屋から一瞬出ただけでも、もう認識がなくなり、いなくなって戻ってこないかもというような思いになるそうです。
早い時期の赤ちゃんは人間と思わず何か別の生物(笑)のように大事に接してあげるという考え方が出ましたが、まさにそうだなーと。
5回め
5回めは赤ちゃんのおむつ替え、寝かせつけ、沐浴のやり方などをグループに分かれて赤ちゃんの人形を使って実演込で学びました。
実は一度もおむつ替えたことない私…おそるおそるやってみましたが、本番は大丈夫かなぁ😂
それぞれ、手順や注意すべきこと、使用するアイテム等々を講師が先にまとめてくれているので、それを元にグループでああでもないこうでもないと言いながらやってました。
寝かせる時は赤ちゃんのレイヤーは4枚までで、ブランケットをかけるときはマットレスの裏に折り返すようにというのは、習ってないとわからなかったかもしれないです。
あとはガーゼ(Muslin)は何にでも使えるねって話もあり、我が家も10枚しか買ってないので、少し増やして置こうと思いました。
他には出産後の妊婦のホルモンの変化やうつなどの気持ちの変化、赤ちゃんの不調をどうやって気づくか、どういった場合に専門家に相談すべきか等の話もありました。
イギリスでは出産後助産師やヘルスビジターが訪問してくれるようなので、何か不安があればすぐに相談してとのことでした。
6回め
最終日は妊婦とパートナーでグループを分けてテーマに沿って話し合いました。
妊婦グループは出産後の様々な身体の変化、たとえば帝王切開後の回復や縫いあと、会陰についてなども。
パートナー陣はどうやってサポートをしていくかという話をしたようです。
最後ということもあって皆で持ち寄ったお菓子などを食べながらの回になりました。
クラスのその後
5月にリユニオンの予定もあり、妊婦陣はWhatsappのグループも作成してゆるーく繋がっていける感じを講師の方が促してくれました。
まだ私たちのグループからベビーは産まれてませんが今からそわそわしています😊
参加してみた感想
結構大変でした!終始英語だしかなり参加型だし、宿題もあるし…
それを学びに来たんだけどなー!みたいなことを逆に質問されて考える場面とかもあって、何も知らないような状態で行った私は毎回あわあわしていました。
あとコミュ力もかなり試されたので、低めの私としてはつらかったです。笑
ただ、行ったことによりしっかりと必要なことを学ぶことが出来たので、残りの妊婦生活とこれからの子育てへの疑問や知らないことなどもだいぶ減り、安心して迎えられそうです😊
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