イギリスで妊娠⑩逆子を回す外回転術(37週)

妊娠

エコーで逆子と言われてたのですが、イギリスでは36週にエコーをとってまだ逆子の場合は37週以降に外回転術、英語ではECV(External cephalic version)を受けることができるので、受けてきました!

逆子の場合の選択肢

外回転術は必ずしも受けなければいけないわけではなく、また成功率も5割で多少の胎児や母体への影響もありえるし、たまにそのまま帝王切開になる、などとのことでやる意志がある場合のみ施術されます。

外回転術をやらない場合で他に提示された方法としては

  • 帝王切開
  • 逆子での自然分娩

でした。

外回転術で位置が正しくならなかった場合も同様の選択肢になります。

出来ることがあるのであれば試そうということで、我が家は外回転術に挑みました。

外回転術まで

特に食事の制限などもなく、指定された時間に病院に行きました。

おそらく分娩室か待機室のような個室に案内され、まずは30分ほど胎児と母胎の様子をモニターされます。4種類くらい機器を繋がれたかな?血圧、脈拍、陣痛が起きてないかの監視。いわゆるNSTってやつでしょうか?また、助産師さんが胎児の位置が正常になってるかも念のため確認してくれました。

そこからは担当の医師が来るまでしばらく待ちました。緊急性のないことではあるので、結構長く待った気がします。

医師が来たらスキャンで胎児の姿勢を再確認、逆子なので改めて医師から施術に関する案内があり(必ず成功するとは限らないこと、胎児と母胎に影響もあること、その後破水に繋がることもあることなど)同意書にサインを求められ、その後施術となりました。

いざ外回転術、施術

大丈夫?心の準備できてる?みたいに医師に確認されてからいざ開始です。ちなみにこのとき特に麻酔、筋肉を柔らかくする注射?などはありませんでした。

医師が私のお腹の上から胎児のちょうど頭の後ろと足の後ろあたりに手を置いて、力を込めて押します。

リラックスを心がけてはいましたし途中までは大丈夫でしたが正直痛い😂

初めはちょっとした雑談をしながらだったのに、徐々に医師も助産師さんも無言になり、最後には医師以外着席してしまう始末。

回りませんでした。

ちょうど胎児が横になるくらいの壁を超えられずでした。

それじゃあ仕方ないなぁと思っていたら、医師からアドレナリンの注射を売って子宮を柔らかくしてからまたやることも出来るけどどうする?と言われ、せっかくここまでやったのだからと試してみることにしました。

二度目の挑戦

まず看護師さんが腕に注射を打ってくれ、アドレナリンが上がりがんがんに心拍が増えました😂

20〜30分ほど待ってから施術と言われ、また待機です。

この間になぜか部屋にあったスキャンの機械が他の部屋に持っていかれてしまい、戻るまでは出来ないと言われたのですが、なかなか戻ってこずに夫が痺れを切らして交渉してくれ(注射の効果消えたら意味ないので)やっと二度目の挑戦です。

今度は前回よりは回っていた印象ですが、やっぱり同じようなところで引っかかっちゃう。

私の方も繰り返しのお腹への刺激が痛くて若干目尻から涙出かけました😂

医師がたぶん普段よりも少し長くやってくれたのですが、やっぱり駄目で。

ごめんね、回転させられないです。と、なんども謝罪されましたが、汗をかきながらも二度も頑張ってくれたのに文句なんてないです。回らないなら仕方ない。

出産まで逆子の確率は3〜5%といわれてますが、うちの子はスペシャルに頑固なんだなと思うことにします😂

施術後

また胎児と母胎のモニターを30分ほど行います。

その間に助産師さんが今日の結果や帝王切開に向けての書類を用意してくれてるとのことでしばらく待機です。(またここで長く待たされ、痺れを切らした夫がナースセンターまでプレッシャーをかけにいったりはありましたが笑)

お腹を見ると押された場所にくっきりと医師の爪の跡が🥲そりゃ痛いよな…と思いました…。ちなみに施術後2日くらいは爪痕のあたりは打ち身のようになってて、押したりすると痛かったです。

帝王切開は39週に行うとのことで、私のかかってる病院ではその一週間前に日程の連絡が来る旨の説明を受けて、帰宅となりました。

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